皆さん、Webサービスの運営にはどんな費用がかかるか知っていますか?
サービスの開発費、サーバー代、電気代、インターネット代などがかかります。
つまり、お金を稼がないことにはサービスを安定運営することは出来ないというのが現実です。
しかし、安心してください。Webサービスを作って、人々に利用してもらえるようになれば、お金を稼ぐことができます。
それでは、どうやってお金を稼ぐことができるのか紹介します。
収益方法は大きく分けて4つ
Webサービスで収益化する方法は以下の4つです。
(1)広告モデル(クリック報酬型、成果報酬型、インプレッション報酬型)
(2)ECモデル(商品の販売)
(3)課金モデル(サービスの利用料、有料会員費)
(4)手数料モデル(物品の売買仲介などでの手数料)
1.広告モデル
収益化で最も簡単で手間がかからないのが、この広告モデルと言えます。
Webサービスに広告を表示することで収入を得ます。
広告モデルには、広告をクリックすることで報酬が得られる広告クリック報酬型があります。
また、広告をクリックしただけでは報酬に繋がらず商品を購入して初めて報酬が得られる成果報酬型があります。
さらに、単純に広告の表示回数によって報酬が得られるインプレッション報酬型もあります。
クリック報酬型
有名なクリック報酬型の広告には、Googleアドセンスがあります。
自動でWebサイトに合う広告を選んで表示してくれるため手間がいりません。
サイトの訪問者によって広告がクリックされると報酬に繋がります。
Googleでは広告を入札形式で募っているため、1クリックの単価はキーワードの人気やサイトの状況に応じて上下します。
このクリック単価をCPC(Cost Per Click)と呼びます。
また、クリック率をCTR(Click Through Rate)と呼びます。
これは、広告が何回表示されて、何回クリックされたかを確認する指標です。
計算式はクリックされた回数÷表示された回数×100です。
広告の配置位置や、Webサイトの扱う分野によって変化します。
成果報酬型
成果報酬型は商品の広告を掲載し、商品が実際に購入されると、商品の数パーセントが報酬として支払われる方式の式のアフィリエイトです。
Amazonアソシエイトや楽天アフリエイトが有名です。
インプレッション報酬型
広告の表示回数に応じて報酬が支払われるのがインプレッション報酬型です。一般的に、料金が低いのが特徴です。
実は、Googleアドセンスにもインプレッション報酬があり、既定条件に応じて報酬が支払われます。
2.ECモデル
ECモデルは実際に商品を販売することです。
ECとは Electronic Commerce の略です。
ECモデルの代表例が、大手物販サイトのAmazonnや楽天です。
各企業が独自の物販サイトを運営している場合も、ECモデルになります。
また、商品の販売を主なサービスとするのではなく、Webサービス自体は無料で提供するもの、そのサービスのファンのためにグッズを販売したり、特別企画として記念グッズや別企業とのコラボ商品を販売する方法もあります。
3.課金モデル
Webサービスを利用するために、利用料や年会費を受け取るのが課金モデルです。
最初から有料のサービスを販売しても利用されにくいので、体験版を出したり、フリーミアム方式で最初は無料で使ってもらい、サービスの一部を有料にする方法があります。
フリーミアム
オンラインストレージのDropboxやメモアプリのEvernoteなどのWebサービスは基本的に無料で使えますが、保存容量の大きいプランを利用するには年会費を支払う必要があります。
このように、機能を拡大する際にお金を払う必要がある課金モデルをフリーミアムと呼びます。
全世界のスマホアプリの売上の90%以上がフリーミアムを採用しているというデータもあります。
サブスクリプション
利用者に対してある一定の期間サービスを提供して、利用期間中に費用が発生するビジネスモデルを サブスクリプションと呼びます。
定期的に利用するアプリやサービスに向くビジネスモデルで「Apple Music」や「Spotify」、「Amazonプライム」が代表例です。
利用者にとって、利用期間に応じた費用を支払うことで最新のアプリやサービスが利用できるのが良い点であり、提供側にとっても導入に対する敷居が低く、安定した収益が見込めるメリットがあります。
アイテム課金
アイテム課金はゲーム内で利用できるアイテムや、追加コンテンツを課金して利用者に販売するビジネスモデルです。
アイテム課金には様々な形態があります。
・アイテム購入
・ガチャ
・キャラクタースキン
・アプリ内通貨
・追加ストーリ
仲介モデル
仲介モデルは利用者と提供者を結び付けることで、運営者が仲介料を得るビジネスモデルです。
これらの仲介サービスの仲介料は、基本的に成功報酬となるので利用者や提供者が利用するには無料です。
そのため多くの利用者と提供者を集めることが可能です。
代表的な例としてメルカリがあります。
メルカリはオンライン上のフリマアプリです。
売上金の10%が仲介料としてメルカリに入ります。
目的にあった収益化をする
主な収益方法として上記に挙げた4つが主流となっており、運営者は自身のサービスにあった方法を選択して収益化を目指します。
Webサービスはコストを掛けずに気軽に始められるのがメリットとなるので、まずは月3000円を目指して継続してみるとよいかと思います。
ではまた~
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