「初心者向け」Pythonのおすすめフレームワーク厳選4選を紹介!

Webアプリ開発

Pythonのフレームワークには多くの種類があるのをご存知でしょうか?

本記事では「フレームワークってなに?」の疑問から、フレームワーク人気上位4種類とその特徴を紹介します。

フレームワークについて知りたい方・利用したい方はチェックしてみてください。

Pythonのフレームワークとは??

フレームワークとは、Web開発などでよく出てくる共通の作業をライブラリにまとめて、手軽に利用できるように設計したものです。

例えばPythonでWeb開発を行う場合、全部自分でプログラムを1から作るとかなり大変です。

そこで、いろんな機能・仕組みがすでに用意されているフレームワークを使うことで、複雑なWeb開発が簡単にできるようになります。

つまりフレームワークを例えるなら・・・

フレームワーク = 道具箱

フレームワークを例えるなら道具箱です。道具箱にはハサミやハンマー、ドライバーなどの便利な道具が1つにまとめられています。

そして道具を使って紙を切ったり、釘を打ったり、ネジを回して、組み立ててモノを作ります。

この道具箱のように、Web開発に必要な道具が1つに使いやすくまとめられているのがフレームワークです。

フレームワーク人気上位4選!

【Python人気上位4選】のフレームワークを紹介していきます。

①Django

参照:https://www.djangoproject.com/

Django(ジャンゴ)とは、Webアプリ開発で必要な様々な機能を実装したフレームワークです。

多機能な特徴のためフルスタックのフレームワークに分類されます。

素早く実用的なWebアプリの開発を支援し、InstagramやPinterest、Mozilla、NASA、Bitbucketなど多くの有名WebサービスがDjangoを採用しています。

資料が多く学習環境も整っていることから、おすすめのフレームワークです。

②Flask

参照:https://flask.palletsprojects.com/en/2.2.x/

Flask(フラスク)は、必要最低限の機能を備えたフレームワークです。

最低限といいつも、テンプレートエンジンや、開発用のサーバーやデバッガ、ユニットテストのサポートなど、基本的な機能を一通り備えています。

必要最低限の機能を備える特徴からマイクロ・フレームワークに分類されます。

Flaskは、余計な機能がないので見通しが良く、軽快に動作するのがメリットです。

③Bottle

参照:https://flask.palletsprojects.com/en/2.2.x/

Bottle(ボトル)の特徴は超軽量フレームワークです。

「bottle.py]という1ファイルで成り立っているシンプルで軽量なフレームワークです。

それでも、URLのルーティング機能やシンプルなテンプレートエンジンといった機能を持っています。

様々なプラグインが用意されており、機能を拡張することもできます。

1ファイルなのでフレームワークの仕組みを学ぶのにも適しています。

④Tornado

参照:https://flask.palletsprojects.com/en/2.2.x/

Tornado(トルネード)はリアルタイム通信や非同期処理に優れたフレームワークです。

WebSocketsを利用したリアルタイム通信や、大量のリクエストに対応する非同期通信が可能です。

そのため、チャットアプリなど継続的にユーザーとやりとりが発生するアプリの開発に利用されます。

オススメのフレームワークは??

ここまで人気上位4選を紹介しました。

どのフレームワークも人気で安心して利用できます。とは言え、どれを選んだら良いのか悩んでいませんか??

それぞれのフレームワークには特徴があるので、その特徴を見極めながら自分のプロジェクトに最適なフレームワークを選びましょう!

フレームワーク特徴と目的

FlaskとBottleは共に軽量でシンプルなフレームワークです。

素早くちょっとしたWebサービスを開発したい場合は、この2つがオススメです

必要最低限の機能があり、バランスよく作られています。

少し大きな規模のWebサービスを開発したい時にはDjangoがオススメです。

InstgramやPinterestなど著名なWebサービスで使われていることから分かるように、複数人での開発にも向いています。

中規模以上のWebアプリで採用されているMVC(Model View Controller)パターンを採用しており、様々な機能を作り込む必要がある場合や、サービスを安定して作り込みたい場合に採用できます。

Tornadoはチャットなどリアルタイムなやりとりが必要な場合にオススメです。

このように、用途に合わせて必要な機能を持ったフレームワークを選択することが大切です。

【まとめ】

本記事ではPythonのフレームワークに関して解説してきました。記事内で紹介したフレームワークごとの特徴と目的を参考に、存分にフレームワークを活用してみてください。

ではまた~✋

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